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妊活に取り組む土台 前編

妊活に取り組む土台として、まずは妊娠について様々な角度から確認してみましょう。

妊娠適齢期は何歳から何歳? 

結論から言うと「いつでも妊娠できるわけではありません」「生理がある=妊娠できる 、でもありません」日本は世界の国々と比べても妊娠に関する知識が非常に低い国です。そのため、妊孕性(にんようせい)に関する教育が行き届かず、「何歳までに赤ちゃんを妊娠するのが良いのか?」を知らないご夫婦が多いのです。 
 
・もっとキャリアを積んでから
・もっとお金が貯金できてから
・もっと好きな事をしてから
・このプロジェクトが終わるまでは妊娠してはいけない
・妊娠すると仕事から外されるから
・いいパートナーに巡り合えないから
・48才で出産する人もいるぐらいだから40歳過ぎても産めるはず


などなど、悠⾧に構えて妊娠、出産を先延ばしにしてしまうと、赤ちゃんを欲しいと思ったときには・・・
 
・年齢的に手遅れ・・・
・女性なら誰でも妊娠できると思っていた
・望めばいつでも妊娠できると思っていた
・チャンスが来たらいつでも産めると思っていた


と、取り返しのつかないことになり、自分の無知を恨むことになります。
 

 

妊孕性(にんようせい)とは? 

妊娠の可能性、妊娠する力の事で、これから妊娠を望む方、いつか赤ちゃんが欲しいと思う方は、早急に妊孕性の知識 を身に付け「妊孕性」を高める事が、早期妊娠への近道だとご理解いただけるでしょう。 
 
日本の妊娠率は?
日本産婦人科学会のデータによると(2012年)生産率(流産等を含む妊娠率ではなく、出産まで至った率)は、20 代の女性で20.8%、30代だと20.1%、40 代になると3.1% 程度と、女性の加齢と共に急激に低下するのがわかります。 
 
この数字は、データの 収集・解析が可能な高度不妊治療(体外受精・顕微授精)の数字ですが、妊活が必要な女性の自然妊娠や人工授精でも同程度と言われています。 
 
女性の社会進出による晩婚化と出産年齢の高まりから「妊活」で妊娠しやすい体をつくることが注目されるようになりました。書店では、妊娠出産のコーナーにも、不妊解消のための書籍が年々増え続けています。 
 

妊活を始めるきっかけとは? 

miki HOUSE(妊活アンケート2017)によると、9割以上を占めている1位の「年齢が気になり始めたから」、2位の「周りの友達や親類 が子供を産み始めたから」となっていますが、これではスイッチがはいるのが遅すぎます。本来の妊活は、赤ちゃんが欲しいと思ったら、すぐに始めてよいものなのです。 
 
では、実際に妊活を始めた時、どのような事に取り組んでいるのでしょうか?   
 
上位をあげると

1位 基礎体温をつける
2位 葉酸などの栄養素を積極的に摂る
3位 婦人科、産婦人科、不妊治療専門病院を受診


となっていますが、本来は、

5位 食生活に気をつける
6位 規則正しい生活をする


に取り組むほうが、より妊孕性を高める行動となるのです。 
 
※データ元:miki HOUSE(妊活アンケート2017) 
 

正しい妊活とは? 

不妊治療を受けているだけ、病院に通院しているだけの事を妊活とはいいません。正しくは、「妊娠する為の正しい知識を習得し、正しい実践を行うこと」です。 
 
妊活にまつわるウソ・ホント 世の中には妊活情報が本当にたくさんあふれていますが、何が正しくて何が間違っているのか、あなたも迷ったことがあるのではないでしょうか? 
 
妊活の嘘 vs 本当チェック
 
□ タイミングを取るのは排卵日がベストと思っている
□不妊治療は病院へお任せしたほうが確実だと思っている
□人工授精はタイミング法より妊娠しやすいと思っている
□禁欲で良い精子が増えると思っている
□ホルモン補充は妊娠するために重要だと思っている
□子宮は温めた方が良いと思っている 
 
あなたは嘘と本当を見抜ける目を持っていますか?あなたはいくつ当てはまりましたか?
 
実は・・・これらは全て間違いなのです。 もしもたくさん当てはまっていたら、妊娠を望んでいながら、結果的に妊娠を遠ざけることになるのです。 
 
•妊娠率が一番高いのは排卵日の2日前(精子と卵子の寿命は同じではない) 
•不妊は病気ではないので病院任せは厳禁(卵質改善をできるのは自分だけ) 
•人工授精が必要な人以外はタイミング法の方が妊娠しやすい(人工授精適応外の人にとっては効率的でない治療法です) 
•禁欲は運動率の低い精子および奇形精子数を増やしかねない(いまだに禁欲指導をする病院は怪しい) 
•本当にホルモンが不足している人以外はホルモン補充で体に負担をかけ過ぎてしまう
(ホルモンを外から補充するのではなく、ホルモンを正常に作れる体作りを目指しましょう) 
•そもそも子宮は冷えていません
(あなたが生きているなら、子宮内での卵子や受精卵も問題ありません) 
 
これらのことをしっかりと理解しておくことが大切です。 

妊活で最低限知っておくべきホルモンの知識 

女性ホルモンの種類は多く、またそれぞれのホルモンが関与する範囲・時期は広いものです。 全ての女性ホルモンを覚え、その値の増減に一喜一憂する必要はありません。 ホルモン値は今のあなたの状態を表しているに過ぎず、また、ホルモンの細かい知識を身に付けたからと言って妊娠に直結するわけではありませんので、次の3つのことだけを知っておきましょう。 
 
ホルモンの値は

・体の状態を表している
・目安に過ぎない
・絶対にこの値が必要というものではない 
 
ホルモンは、超微量で体に影響を及ぼすものです。 ホルモン剤で無理やりホルモン補充を行い、微調整しようとしても、実質的にはほぼ不可能な挑戦です。それどころか、長期間無理やりホルモン補充を行った体は、妊娠しにくい体へと傾いていきます。妊娠を目指し、妊娠しにくい体を作っていくなんて、本末転倒なことだと理解しましょう。 
 
妊活をしている方には、自分は不妊ではないか?と心配している方もいらっしゃるでしょう。
次の項目からは、不妊についても学んでいきましょう。 

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